『ヒルダの子守唄』2 | |
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準備は完了し、監視役のトトが兄の元へ戻った。 その時、私はひとり。 季節は収穫の秋を終え、厳しい冬が始まる。 |
あなたは私の中の悪を追い出すという。共に生きるために。 ホルスは眩しすぎる。 私の命の珠よ。 さよならの言葉を。 私は微笑む。 (ワタシヲ忘レナイデ・・・憎マレテモイイ) | ![]() |
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あなたはいつだって愛される。 太陽に憧れ、太陽に灼かれて死ぬ虫の運命を、あなたは笑いますか? 誰か伝えて。 光が満ちてくる。 Fin | ![]() |
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