難波の恋の物語 |
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行先はおうどん屋さんでした! 「なんでうどんで風邪薬??」と思われた方は多いかもしれません。これはそれこそ明治から この昭和の始め頃のことですが、本当にあったんですよ。お薬そのものは今でもありまして「うどんや風一夜薬」 と呼ばれているものです。これが「風邪のときはあったかいものを食べて薬を飲むのが一番」ということで、 昔うどん屋さんに置かれていたそうです。関東では蕎麦屋さんにあったそうですよ。 お店のHP これは戦後、アメリカ軍がやってきたときに、「そんな非衛生的な」みたいなことになって、なくなってしまった とか聞きました。 うどんですが、きつねとたぬき、これは地方によって違いますよね。基本的に大阪では「きつね」=甘い揚げの 入ったうどん、「たぬき」=甘い揚げの入ったそば、のことです。つまり「きつねそば」はないわけです。 きつねといえばうどん、たぬきといえばそば、です。ちなみに、天かす入りのうどんやそばは、通称かもしれませんが、 「ハイカラうどん」「ハイカラそば」という名前がついてるんですよ(^^)。これ、同じ関西でも、京都ではまた 「きつね」と「たぬき」の内容は違うそうです。こんなところも面白いな〜と思います。 というところで年末話はここまでであります。次は年始になります〜。 |
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