難波の恋の物語
天神祭4

夏の始まり ということで25日、本宮です〜これは現在の船渡御を参考にしているので昭和初期当時が このまんまだったかどうかはわからないのですが。

24日の鉾流神事に始まって、各種神事が執り行われ、25日の本宮では陸渡御(りくとぎょ)と 船渡御(ふなとぎょ)が行われます。陸渡御では神輿や山車等が出ます。何といっても天神祭の クライマックスはやはり水の都に相応しい船渡御で(この絵のモデル)地図の中ノ島から大川を、 いろんな意匠が施された船が通っていきます。春にお花見をした造幣局のところとほぼ同じような 位置ですね。いろんな船が出るんですよ。確かタイガースのもあったような…。
中ノ島というのは大阪のビジネスの中心地にあたります。周辺はいまではオフィスビルいっぱいで 上には阪神高速道路があります。でも中ノ島自体には中央公会堂という大正時代に建てられた 有名な建築物があったり美術館とか薔薇園などもあっていいところです(私はとても好きですv)

こいさんが食べているのは実はかき氷。うちの親の話によりますと、かき氷はお店で食べれば ガラスの器にはいって出てきたそうですが、街中の露店みたいなところだとお茶碗に氷をいれて それを新聞紙にあけて「はいどーぞ」というようなことだったそーです。この頃のお祭の露店の様子は よく分からないんですが。