難波の恋の物語 難波の恋の始まり8
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お話はつづきまして、こいさんお出かけの間の手代アンドレと巡査はんのアランの会話です。
1コマめのマリーさんの台詞は普通に読めば標準語みたいな感じになりますが、これはあくまでも
関西弁アクセントで言う、ということが必要です〜。関西弁のポイントは言葉づかいもですが、
アクセントとか微妙なのばし加減とかいうところです。文字ではなかなか表せないのが悩むところ
です。
[関西弁一口講座]
「はっさい」というのは「おてんば」という意味です。前にこれを使って確か朝の連ドラのタイトルに
なってましたね。「えぇとこのぼん」は、えぇとこのぼんぼん、つまり「いいお家の坊ちゃん」ということです。
「いてはらへん」は「いらっしゃらない」ということで「いない」という意味の「いてへん」
「いてない」「い〜へん」「おらへん」等々(微妙にいろんなニュアンスありです)の丁寧な表現ですが、
これは「いたはらへん」「いはらへん」と言うこともあります。
「会うたことある」は「あう」ではなく「おうたことある」とお読みください。
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